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【NISA・つみたてNISA】制度延長と改正
NISAとつみたてNISA制度の延長が税制改正大綱で発表されています。また、ジュニアNISAは2023年で終了します。
この記事ではそれぞれの改正ポイントをまとめています。
新NISA | つみたてNISA | |
投資額の上限/年 | 122万(1階:20万、2階102万) | 40万 |
非課税期間 | 5年 | 20年 |
制度の期間 | 2024年〜2028年 | 2018年〜2042年 |
対象商品 | 上場株式、公募株式投信など | つみたてNISA対象ファンドのみ |
NISAの改正ポイント
ココがポイント
・2階建の制度になる
・20万円分の安定運用が必須
・投資可能額は122万円に微増
20万円分はつみたてNISA対象商品(低コスト&長期投資向けの投信)
に投資をしないと残りの102万円の枠を使えなくなります。
ただしロールオーバー分に関しては、全額可能です。
例えば、2019年に120万円分株を買っていたとすると全額分2024年のNISA枠を使って運用できます。(1階の20万円関係なく)
つみたてNISAの改正ポイント
ココがポイント
・期間が2042年まで延長
つまり、2042年に購入した投信は2062年まで運用できるということになります。
NISAとつみたてNISAどちらを選んだらいいの?
どちらの方がお得になるのかは、投資可能期間や現在の金融資産の状況によって変わリます。
以下にまとめましたので参考にしてください。
【NISA】を選んだ方がメリットが大きい人
- 短期間で効率よく利益確定したい方
- まとまった資金が手元にある方
- 株で運用したい方
【つみたてNISA】を選んだ方がメリットが大きい人
- まとまった資金での運用が難しい&まとまった資金を作りたい方
- 長期運用が可能な方
- 分散投資したい方