
このような悩みを1級FPのごはんが解決します!
本記事では、金融機関選びをする基準、金融機関の比較、オススメの金融機関を紹介しています。
目次
iDecoの金融機関選の失敗はヤバイ
iDecoは1つの金融機関しか選べません。
取り扱い金融機関は年々増えていますが、金融機関によって口座管理手数料や商品ラインアップが全く違います。
金融機関選びで失敗すると長年に渡って損をしてしまいますので慎重に選びましょう。
金融機関を変更しようとすると手数料がかかる場合もありますし、手続きも面倒です。
【結論】SBI証券のセレクトプランがおすすめ
結論から言うと、SBI証券がおすすめです。
理由は、口座管理の手数料の安さと低コスト商品のラインアップです。
金融機関選びで重要な2条件
金融機関選びで必須の2条件
- 口座保有の手数料が月171円であること(最安)
- 低コストの投信が選べること
【条件1】管理費が月171円の金融機関
掛金を掛ける場合、事務手数料と資産管理手数料の合計171円/月はどの金融機関でもかかります。
選んだ金融機関によって金額が変わるのは運営管理手数料のみです。
運営管理手数料が0円になる金融機関は以下の通りです。
- SBI証券
- 楽天証券
- マネックス証券
- 松井証券
- イオン銀行
- みずほ銀行(掛金1万以上等の条件)
- auカブコム証券
- 大和証券
- 三井住友銀行
※三井住友銀行の(みらいプロジェクト)は選べるファンドの運用管理費が高い商品しか選べなくなっているのでオススメしません。
【条件2】低コストの投信を選べる
投資信託の管理費用を比較します。
管理費用とは、投資信託の信託財産から間接的に支払われるコストのことです。
対象の金融機関は上記の管理費が最安値の金融機関のみとしています。
運用管理費用は日々、計算されて毎日の基準価格に組み込まれています。
同じインデックスに連動したファンドの中でも、運用管理費が低い方が効率よく運用できます。
【国内株】低コストファンド一覧
商品名 | 金融機関名 | 運用管理費 |
ニッセイ日経平均インデックスファンド | SBI証券(セレクト) | 0.1540%(最安) |
eMAXISSIim国内株式(TOPIX) | SBI 証券(セレクト) | 0.1540%(最安) |
ダイワつみたてインデックス日本株式 | 大和証券 | 0.1540%(最安) |
OneDC国内株式インデックス |
松井証券 イオン銀行 みずほ銀行 マネックス証券 |
0.1540%(最安) |
三井住友DCつみたてNISA 日本株インデックス |
楽天証券 SBI証券 |
0.1760% |
【国内債券】低コストファンド一覧
商品名 | 金融機関名 | 運用管理費 |
eMAXISSIim国内債券インデックス | SBI証券(セレクト) | 0.1320%(最安) |
三菱UFJ国内債券インデックス |
SBI証券 松井証券 マネックス証券 |
0.1320% (最安) |
ダイワつみたてインデックス日本債券 | 大和証券 | 0.1320%(最安) |
たわらノーロード国内債券 |
楽天証券 みずほ銀行 イオン銀行 |
0.1540% |
【外国株式】低コストファンド一覧
商品名 | 金融機関名 | 運用管理費 |
SBI 全世界株式インデックスファンド |
SBI証券(セレクト) |
0.0682%(最安) |
eMAXISSIim米国株式(S&P500) SBI証券(セレクト) |
SBI証券(セレクト) マネックス証券 |
0.0968% |
eMAXISSIim先進国株式インデックス |
松井証券 マネックス証券 SBI証券 |
0.10615% |
【外国債券】低コストファンド一覧
商品名 | 金融機関 | 運用管理費 |
SBI証券 野村外国債券インデックス |
野村外国債券インデックス |
0.1540%(最安) |
eMAXISSIim先進国債券インデックス |
SBI証券(セレクト) 松井証券 マネックス証券 |
0.1540%(最安) |
ダイワつみたてインデックス外国債券 | 大和証券 | 0.1540%(最安) |
たわらノーロード先進国債券 |
楽天銀行 みずほ銀行 イオン銀行 |
0.1870% |
2条件を満たすオススメの金融機関3つ
SBI証券(セレクトプラン)←特にオススメ
筆者がオススメなのがSBI証券のiDecoです。
【ポイント1】口座の管理料が最安であるとこに加え、
【ポイント2】運用商品のコストも国内株・債券、海外株・債券の全ての分野で最も低コスト
楽天証券
【ポイント1】口座の管理料が最安
【ポイント2】提携している楽天銀行の利便性が高い
マネックス証券
【ポイント1】口座の管理料が最安
【ポイント2】外国株はSBIに劣るが、国内株・債券、外国債券は最も低コストで運用可能
支店ありの金融機関なら みずほ
ネット系の会社に不安を持つ方もいると思います。
支店があった方が、困った時に支店で相談できて安心ですよね。
そういった方はみずほ銀行がオススメです。
 口座管理費用は最低水準、投信の運用管理費もSBIほどではないですがメガバンクの中では、安いです。
iDecoの金融機関選びまとめ
iDecoは1金融機関しか選ぶことができません。
また、60歳まで引き出すことができないので契約機関が長いです。
だからこそ、管理費が安く、運用コストの低い金融機関を選ぶことが重要です。
本記事では、SBI証券をオススメしていますが、是非自分に合った金融機関を選ぶきっかけになレたらと思っています。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。