FP3級の取得 FP資格取得

【FP3級】独学完全ガイド(試験の種類、合格率、勉強時間、勉強方法まとめ)

FP3級を独学で取得したいけど何から始めたらいいかわからない。

このような疑問を1級FPのごはんが解決します。

この記事を読むだけで、試験の種類、合格率、合格点、勉強方法など必要な情報全てがわかります。

これから受験される方は是非ご一読ください。

なお、2020年5月試験は中止です。

FP3級の受験資格

FP協会HPには、FP業務に従事している者または従事しようとしている者と記載されています。

つまり誰でも受験できます!

FP試験を実施している団体は2つ

FPの試験を受けようとしている方に是非知っておいて頂きたいのが、同じFP資格なのになぜか運営団体が2つあることです。

複雑なので、図でまとめました。(図にしても複雑ですね・・・)

今後、2級や1級またはAFPやCFP にも挑戦される場合は取得の流れを把握した上で準備をしてください。

図から分かる通り、どちらの協会で取得しても資格としての価値は同じです。

ココがポイント

FP3級は学科試験は2協会共通の問題で、実技はきんざいで2種類、FP協会で1種類から選択

また上位級を違う協会で受けることが可能になります。(例えば、3級をFP協会で受けて2級をきんざいで受けるなど)

ただし、1級学科はきんざいのみで実施しています。

AFP、CFP はFP協会のみが取り扱っています。

試験の種類は3種類

試験の組み合わせは全部で3種類です。

共通問題である学科試験に加えて実技試験(全3種類)を1つ選択します。

学科と実技両方合格して3級合格となります。

一部合格があるので、学科だけ合格した場合は次回、実技のみ受験するといったことも可能です。

【1】学科試験+FP協会の実技試験(資産設計提案業務)←オススメ

オススメの実技試験です。

合格率が高いのと、6分野からバランスよく出題されるため、対策もしやすいです。

公式HPに記載されている出題内容は以下の通りです。

  1. 関連業法との関係及び職業上の倫理を踏まえたファイナンシャル・プランニング
  2. ファイナンシャル・プランニングのプロセス
  3. 顧客のファイナンス状況の分析と評価

詳細はコチラ

【2】学科試験+きんざいの実技試験(個人資産相談業務)

会社などできんざいを指定されている場合は、こちらがオススメです。

FP協会と範囲は似ていて、6分野からバランスよく出題されます。

きんざいの実技試験 個人資産相談業務の内容
参照:きんざい公式HP

【3】学科試験+きんざいの実技試験(保険顧客資産相談業務)

保険が得意な方は選択してください。出題範囲が保険のみなので少し深堀りした問題も出題されます。

きんざいの実技試験(保険顧客資産相談業務)の内容
参照:きんざいHP

試験概要(合格点・問題数など)

  学科(2協会で共通問題) FP協会 きんざい
合格点 36点/60点(60%) 60点/100点(60%) 30点/50点 (60%)
問題数 60問 20問 5題(約15問)
試験時間 120分 60分 60分
受験料 ¥3000 ¥3000 ¥3000
科目合格 あり あり あり

ココがポイント

合格基準が60%の絶対評価なので問題の難易度が低いと有利

学科試験の合格率比較(FP協会・きんざい比較)

    FP協会 きんざい
2020年 1月 85.34% 65.43%
2019年 9月 78.09% 62.77%
5月 69.07% 42.76%
1月 74.09% 51.91%
2018年 9月 78.63% 61.84%
5月 78.92% 57.84%
1月 80.33% 65.34%

 

FP3級の学科試験問題は、2協会で共通ですが大きく合格率に差があります。

理由は、きんざいは金融機関勤務者などで会社で強制的に受験している層が多く、勉強不足のまま挑んでいる可能性が高いからです。

つまり、FP協会選択者の方が意識の高い受験生が多いということになります。

実技試験の合格率比較

    FP協会(資産設計) きんざい(個人資産) きんざい(保険)
2020年 1月 79.45% 50.22% 48.19%
2019年 9月 79.48% 45.44% 43.31 %
5月 86.42% 54.35% 44.85% 
1月 83.38% 56.21% 39.32% 
2018年 9月 86.50% 51.46% 34.32% 
5月 90.47% 71.2% 35.69% 
1月 89.07% 69.13% 42.98%

 

FP協会の合格率の高さが目立ちますね。

ただし、上記で述べた通りきんざいの受験者は勉強不足の方も多いのでその影響が大きいです。

問題の難易度はどれも近くなっています。

指定が特にない場合は、無難なFP協会がいいと思います。

勉強時間

50時間ほど勉強時間が取れれば合格できます。

内訳は以下の通りです。

  勉強時間の目安 詳細
①テキスト読む 12時間 1分野あたり2時間×6
②問題集 30時間 1冊合計
③過去問 9時間 1回あたり3時間×3回分

独学合格に必須のテキスト

FP3級に合格するために必要なテキストは2つのみです。

協会から出版されているものよりも、TACから出版されているテキストの方が断然わかりやすいですし、使っている人も多かったです。

カラーが多く、必要なことが簡潔に図を使ってわかりやすく説明されています。

みんなが欲しかった!FPの教科書3級

みんなが欲しかった!FPの問題集3級

独学で合格するための勉強方法

FP3級は独学で合格が可能です。

私のオススメの勉強方法を2つ紹介します。

インプット2割:アウトプット8割法

FP3級は8割以上が過去問からの出題です。

つまり、教科書を熟読して隅から隅まで覚えようとするのは非効率です。

一度もFPの勉強をしたことがない方は1分野あたり2時間くらいだけさらっとテキストを読んでください。

そのあとは、アウトプットできるものがなくてもアウトプットしてみるのがオススメです。

アウトプットとは問題集や過去問のことです。

どのキーワードがよく出題されるか、そのキーワードのどこが論点(数字を変えてくる、似たキーワードと混ぜてくるなど)なのかを学びます。

単語帳活用

学生ぽくてちょっと恥ずかしいですが、私はこの勉強法が合っていました。

単語帳

単語帳学習の方法

過去問でよく出るキーワードと聞かれるポイントを把握します。

例えば、

【過去問】つみたてNISAの運用期間と上限金額

【単語の表】つみNI 期間 金額 と書く

【単語帳の裏】20年 120万

くらいの文章量で十分です。

試験では金額が100万円になっていて間違いの選択肢になっていたりするわけです。

このように単語帳の表にはフレーズやキーワードを、裏にはよく聞かれる論点や覚えるべきポイントを記入します。

まとめ

FP3級は、50時間程度の勉強で独学合格が可能です。

FP試験の種類を把握し、テキスト選びをし、隙間時間に勉強を進めてみてください。

FP3級の知識は、人生においての大事な選択(保険、資産運用、住宅ローン)などをするときに役立ちます。

たくさんの情報があふれている中で知識があれば、何が正しく、信頼できるのか判断する力にもつながります。

皆様の合格を祈っています。最後まで読んでくださりありがとうございました。

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