FP2級の取得 FP資格取得

【FP2級】独学完全ガイド(試験の種類、合格率、勉強時間、勉強方法まとめ)

 

FP2級を独学で取得したいけど何から始めたらいいかわからない。

このような疑問を1級FPのごはんが解決します。

この記事を読むだけで、試験の種類、合格率、合格点、勉強方法など必要な情報全てがわかります。

これから受験される方は是非ご一読ください。

なお、2020年5月試験は中止です。

 

FP2級の受験資格

受験資格は4つあります。

  • FP3級合格者
  • FPの実務経験2年以上(自己申告)
  • AFP認定研修の修了者
  • 厚生労働省認定金融渉外技能審査3級の合格者

上の2つで受験される方がほとんどです。

 

FP試験を実施している団体は2つ

 

FPの試験を受けようとしている方に是非知っておいて頂きたいのが、同じFP資格なのになぜか運営団体が2つあることです。

複雑なので、図でまとめました。(図にしても複雑ですね・・・)

 

 

今後、1級またはAFPやCFP にも挑戦される場合は取得の流れを把握した上で準備をしてください。

図から分かる通り、どちらの協会で取得しても資格としての価値は同じです。

また上位級を違う協会で受けることが可能になります。(例えば、3級をFP協会で受けて2級をきんざいで受けるなど)

 

ただし、1級学科はきんざいのみで実施しています。

AFP、CFP はFP協会のみが取り扱っています。

 

試験の種類は5種類

 

試験の種類

 

試験の組み合わせは全部で5種類です。

共通問題である学科試験に加えて実技試験(全5種類)を1つ選択します。

 

ココがポイント

学科は2協会の共通問題、実技はきんざいの4種類とFP協会の1種類から1つ選択

 

学科と実技両方合格して2級合格となります。

また、一部合格制度があります。

例えば、学科だけ合格した場合は次回、実技のみ受験するといったことも可能です。

【1】学科試験+FP協会の実技試験(資産設計提案業務)←オススメ

オススメの実技試験です。

合格率が高いのと、6分野からバランスよく出題されるため、対策もしやすいです。

 

【2】学科試験+きんざいの実技試験(個人資産相談業務)

会社などできんざいを指定されている場合は、こちらがオススメです。

FP協会と範囲は似ていて、6分野からバランスよく出題されます。

 

【3】学科試験+きんざいの実技試験(生保顧客資産相談業務)

保険分野が得意な方はこちらも選択肢に入れてみてください。

合格率は、きんざいの個人資産相談業務よりも高い傾向にあります。

しかし、わざわざ保険を選んでいる意識の高い受験生の合格率なの難易度が低いわけではないです。

 

【4】学科試験+きんざいの実技試験(中小事業主資産相談業務)

注意点:9月と1月試験でのみ実施(5月試験では実施せず)

受験生が少ないです。(個人資産相談の10分の1程度)

テキストも充実していないのでオススメしません。

 

【5】学科試験+きんざいの実技試験(損保顧客資産相談業務)

注意点:2020年は、9月試験でのみ実施(1月、5月試験では実施せず)

受験生がかなり少ないです。(個人資産相談の50分の1程度)

情報が少なく、テキストも少ないのでオススメしません。

 

参考:きんざいの実技試験受験者数

参照:金融財政事情研究会HP

科目によって大きく受験者数に差がありますね。

対策のためのテキストは、受験者数が多いものの方が充実しています。

そのため、無難に個人資産か生保がいいと思います。

 

試験概要(合格点・問題数など)

 

  学科(2協会で共通問題) FP協会 きんざい
合格点 36点/60点(60%) 60点/100点(60%) 30点/50点 (60%)
問題数 60問 20問 5題(約15問)
試験時間 120分 90分 90分
受験料 ¥4200 ¥4500 ¥4500
科目合格 あり あり あり

 

ココがポイント

合格基準が60%の絶対評価なので問題の難易度が低いと有利

   

学科試験の合格率比較(FP協会・きんざい比較)

 

    FP協会 きんざい
2020年 1月 41.86% 28.81%
2019年 9月 43.42% 20.97%
5月 40.17% 20.88%
1月 48.26% 31.11%
2018年 9月 39.47% 21.45%
5月 42.93% 28.24%
1月 45.63% 28.53%

 

FP2級の学科試験問題は、2協会で共通ですが大きく合格率に差があります。

理由は、きんざいは金融機関勤務者などで会社で強制的に受験している層が多く、勉強不足のまま挑んでいる可能性が高いからです。

つまり、FP協会の方が意識の高い受験生が多いということになります。

 

実技試験の合格率比較(FP協会・きんざい比較)

    FP協会(資産設計) きんざい(個人資産) きんざい(生保) きんざい(中小) きんざい(損保)
2020年 1月 62.61% 33.13% 45.88% 55.81% ×
2019年 9月 62.63% 31.72% 50.80% 55.49% 67.22%
5月 62.65% 25.77% 54.73% × ×
1月 50.31% 36.93% 40.06% 33.98% 50.00%
2018年 9月 50.52% 20.47% 37.42% 41.97% 54.61%
5月 51.68% 23.47% 45.47% × ×
1月 57.45% 31.72% 50.20%  47.56% ×

 

FP協会の合格率の高さが目立ちますね。

ただし、上記で述べた通りきんざいの受験者は勉強不足の方も多いのでその影響が大きいです。

問題の難易度はどれも近くなっています。

指定が特にない場合は、無難なFP協会がいいと思います。

 

勉強時間

勉強時間

約100時間〜150時間ほど勉強時間が取れれば合格できます。

内訳は以下の通りです。

  勉強時間の目安 詳細
①テキスト読む 18時間〜 1分野あたり3時間×6
②問題集 70時間〜 1冊合計
③過去問 9時間〜 1回あたり3時間×3回分

 

独学合格に必須のテキスト

FP2級に合格するために必要なテキストは2つのみです。

協会から出版されているものよりも、TACから出版されているテキストの方が断然わかりやすいですし、使っている人も多かったです。

カラーが多く、必要なことが簡潔に図を使ってわかりやすく説明されています。

みんなが欲しかった!FPの教科書2級

みんなが欲しかった!FPの問題集2級

 

独学で合格するための勉強方法

FP3級は独学で合格が可能です。

私のオススメの勉強方法を2つ紹介します。

インプット2割:アウトプット8割法

FP2級は8割以上が過去問からの出題です。

つまり、教科書を熟読して隅から隅まで覚えようとするのは非効率です。

一度もFPの勉強をしたことがない方は1分野あたり2時間くらいだけさらっとテキストを読んでください。

そのあとは、アウトプットできるものがなくてもアウトプットしてみるのがオススメです。

アウトプットとは問題集や過去問のことです。

どのキーワードがよく出題されるか、そのキーワードのどこが論点(数字を変えてくる、似たキーワードと混ぜてくるなど)なのかを学びます。

単語帳活用

学生ぽくてちょっと恥ずかしいですが、私はこの勉強法が合っていました。

単語帳

単語帳学習の方法

過去問でよく出るキーワードと聞かれるポイントを把握します。

例えば、

【過去問】つみたてNISAの運用期間と上限金額

【単語の表】つみNI 期間 金額 と書く

【単語帳の裏】20年 120万

くらいの文章量で十分です。

試験では金額が100万円になっていて間違いの選択肢になっていたりするわけです。

このように単語帳の表にはフレーズやキーワードを、裏にはよく聞かれる論点や覚えるべきポイントを記入します。

これを隙間時間にみるようにすると、キーワードを見ただけでどのようなポイントが試験で聞かれるかが頭に浮かぶようになります。

単語帳にすると、覚えるべき数字も印象に残りやすいです。

 

まとめ

FP試験の種類を把握し、テキスト選びをし、隙間時間に効率よく勉強を進めてみてください。

FPの知識は、人生においての大事な選択(保険、資産運用、住宅ローン)などをするときに役立ちます。

たくさんの情報があふれている中で知識があれば、何が正しく、信頼できるのか判断する力にもつながります。

皆様の合格を祈っています。最後まで読んでくださりありがとうございました。

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