目次
FP1級実技試験の種類
FP1級実技試験の種類は2種類で きんざいとFP協会でそれぞれ実施しています。
2つのうち、自分に合った方を選ぶことができます。
合格率10%程度の学科試験を乗り越えた後に初めて受けることができるのがFP1級の実技試験です。
合格率は下記の通り80%を超える試験ですが、難関試験に受かった人の5人に1人が落ちます。
準備を怠ると落ちる可能性のある試験です。
まずは2つの違いを理解して、自分に合った方を選びましょう。
きんざい | FP協会 | |
形式 | 面接 | 筆記 |
受験料金 | ¥25,000 | ¥20,000 |
合格率 | 87.4% | 87.2% |
頻度 | 年3回(2月、6月、10月) | 年1回 (9月) |
資格の名称 |
ファイナンシャル・プランニング技能士 (資産相談業務) |
ファイナンシャル・プランニング技能士 (資産設計提案業務) |
※合格率は過去5回の平均値です(災害によって開催したFP協会の2019年1月試験除く)
私は普段から対顧業務を行っているので面接形式のきんざいを選択しました。
見ての通り、受験料がとても高いので絶対に一発でキメたいですよね。
そのせいか私が今まで受けた資格試験の中で圧倒的に欠席率が低かったです。
結論:筆者はきんざいがオススメ
私はきんざいをオススメします。
理由は、合格率が安定していること、年に3回チャンスがあるため忘れないうちに複数回挑戦できるからです。
ココがポイント
合格率が安定&年3回のチャンス
但し、試験内容が大きく異なるためどちらが合うかは個人差があると思います。
そのため、FP協会の方が合っている方はそちらを選んでください。
きんざいの実技試験合格率の推移
きんざいのFP1級実技試験の合格率の推移をまとめました。

比較的合格率は安定していますね。
FP協会の実技試験合格率の推移
FP協会の実技試験合格率の推移をまとめました。

2018年度の合格率の低さが異常に目立ちますね。1年に1回の試験でこの年に当たると辛いものがありますね。
きんざいの実技試験を選んだ方がいい方←筆者オススメ
きんざいがオススメの方
- FP1級の学科試験を9月か1月試験で受験して合格した人(学科試験と実技試験の間の期間が短くなる)
- 営業など対顧業務をしている人
- 1回で合格する自信の無い人(年3回チャンスあり)
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テキストは以下の1種類しか販売されていません。
書店だと取り寄せになることが多いのでネットがオススメです。
FP協会の実技試験を選んだ方がいい方
FP協会がオススメな方
- 面接が苦手な人
- コストを最小限にしたい人
- 6月のCFPの6月試験または5月のFP1級学科試験の合格者 (但しきんざいでも可)
最後に
この記事を読んでくださっている方は、学科試験に合格し、これから実技試験の方が多いかと思います。
学科試験、本当にお疲れ様でした。
この記事を読んで、自分に合った実技試験を選ぶ手助けができていたら嬉しいです。
実技試験は合格率も高く、学科試験に比べたら随分とハードルは低くなると思います。
ですが、気を抜かず資格取得にむけてもう一踏ん張り頑張ってください。応援しています。