
このような疑問を解決します。
これから受験対策をされる方は、勉強を始める前に是非目を通してください。
目次
問題の種類
不動産運用設計の試験問題の種類は大きく分けて5種類あります。
① 計算問題
計算方法さえ分かれば、確実に正解できます。
正確に分からなくても4択なので、一番近い数字が分かれば正解できる場合もあります。
過去問通りの出題&出題数が多いので、得点源です。
不動産の計算問題は、3問セットになっているものがあり計算を最初の方で間違えると芋づる式に3問落とすパターンがあるので注意が必要。
ただし、3問セットの問題は過去問でよく出てくる定番問題なので3つ全て取りたいところです。
② 正しい選択肢選ぶ
4つの選択肢のうち正しい選択肢を選びます。
間違っているもの3つを見つけないと確実に正解にならないので、難易度が高いです。
③ 間違い選択肢選ぶ
4つの選択肢のうち誤った選択肢を選びます。
正しい選択肢3つが分からなくても、間違い選択肢を1つ見つければ正解できます。
そのため、正しいものを1つ選ぶ問題よりも難易度が下がります。
④ 適切な選択肢の組み合わせ
以下のような設問形式です。
【問題文】
問題文A 〜は〜である
問題文B 〜は〜である
問題文C 〜は〜である
問題文D 〜は〜である
【選択肢】正しい組み合わせを選べ。
選択肢1 AとBが正しく、CDは誤り
選択肢2 Aのみが正しくBCDは誤り
選択肢3 AとCとDは正しく、Dは誤り
選択肢4 BとCが正しく、AとDは誤り
問題文のうち自信のあるものが1つでもあれば選択肢を絞り込むことができます。
そのため、通常の4択より難易度が下がります。
⑤ 用語穴埋め
問題文の中に空欄があって、そこに当てはまる単語を当てる問題です。
知っているものなら確実に回答できますが、知らないと選択肢を消し込みにくいです。
【必見】過去問の分析
試験の全体像
出題数の平均 | 難易度 | 過去問からの出題 | 得点源になるか | |
計算問題 | 15.1問 | 中 | ◎ | ◎ |
正しい選択肢選ぶ | 15.5問 | 難 | ○ | △ |
間違い選択肢選ぶ | 14.5問 | 中 | ○ | ○ |
適切な選択肢の組み合わせ | 4.0問 | 易 | ○ | ○ |
用語穴埋め | 0.8問 | 易 | △ | △ |
計算問題と4択問題がメインでバランスよく出題されています。
計算問題は過去問通りの出題がほとんどなので、8割以上取りたいですね。
ココがポイント
計算問題で8割以上取り、得点源にする
4択も過去問が中心ですが、難しい問題や過去問にあまり出題されていない問題も含まれます。
取れるところを確実に取っていくというイメージになると思います。
適切な選択肢の組み合わせや用語穴埋めは比較的易しいですが、問題数が少ないので大きな得点源にはなりません。
各回の出題形式まとめ(2017~2019年)
2019年2回 | 2019年1回 | 2018年2回 | 2018年1回 | 2017年2回 | 2017年1回 | |
計算問題 | 15問 | 15問 | 16問 | 15問 | 15問 | 15問 |
正しい選択肢選ぶ | 13問 | 13問 | 21問 | 14問 | 17問 | 15問 |
間違い選択肢選ぶ | 17問 | 16問 | 11問 | 15問 | 12問 | 16問 |
適切な選択肢の組み合わせ | 4問 | 5問 | 2問 | 5問 | 4問 | 4問 |
用語穴埋め | 1問 | 1問 | 0問 | 1問 | 2問 | 0問 |
問題の種類ごとの出題数の比較です。
出題数のバランスが毎年あまり変わっていないですね。
今後も出題数が多くて難易度が高くない計算問題と間違い選択肢問題は得点源になりそうです。
【裏ワザ】過去問の解答の記号分析
ここからは、公式なサイトでは絶対に言われないことを言います。
効率よく合格したい方は続きを読んでください。
CFP では、正解の選択肢がバランスよくなるようになっています。
一覧にまとめました。
正解の選択肢 | 2019年2回 | 2019年1回 | 2018年2回 | 2018年1回 |
選択肢1 | 13問 | 13問 | 13問 | 13問 |
選択肢2 | 12問 | 14問 | 13問 | 12問 |
選択肢3 | 13問 | 13問 | 11問 | 13問 |
選択肢4 | 12問 | 10問 | 13問 | 12問 |
表の通り、1つの選択肢あたり10問〜14問になっており12、13あたりのことが多いです。
ココがポイント
選択肢1つあたりの正解は10〜14個
これを知っておけば、分からない問題を回答する際に正答率を上げることができます。
本番でやること
- 自信のある回答は、マークシートの問題番号に丸をつける
- 自信のない回答は、問題番号に×をつける
- 最後まで解く
- 自信のある回答の選択肢を数えて、回答数が一番少ない選択肢が何かを把握
- 自信のない問題の回答は、一番少ない選択肢にする
- 問題番号につけた印を消す(これ忘れずに‼︎)
- 1つの選択肢で9問以下または15問以上になっていないか確認
自信のない問題であっても2択とかまで絞れている場合は自分の知識を優先してください。
この方法はあくまでも最終手段です。
ですが、分からない問題を勘で選ぶよりはマシだと思います。
1点で合否が変わることもあるので1問1問大切にマークしましょう。
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